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最近増えているなと感じていることに、人身事故で電車が止まりお迎えが遅くなることがあります。身の回りで心を病む人が増えていることを実感する事件も多く、日本では心を病み通院する人が300万人近くいると言われていて、先進国の中では自殺が多い隣の韓国やロシアよりも多く世界一です。
地域で支え合うことが減っている現実を実感します。社会全体に漂う閉塞感を超えて生き抜くには、コミュニケーションとストレスを乗り越える考え方や経験が重要です
あゆみ保育園では、異年齢による子ども同士の育ち合いを大切にしていますが、子どもの世界にもストレスはあると思います。例えば先月の運動会や来月の発表会などは楽しみと同時に不安な気持ちもあると思います。どんな物事も簡単にやってのけたら、ストレスは無いもののつまらなくなります。プレッシャーになる刺激は必要ですが、他人が作ったゲーム等の受動的な刺激と、主体的に工夫して遊ぶ刺激とでは、感動する心や脳の場所が異なると言われています。
発表会の舞台で伸び伸びと体いっぱい表現し心を開放して楽しめるように、お互いの気持ちをぶつけあいながら子どもの主体性も発揮できるように関わる過程での経験が、ストレスを楽しみと感じられる生き方につながると信じています。今月のテーマ(衣服)を通して興味を広げ、来月のみんなで創りみんなで楽しむ発表会に繋げたいと思っています。
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