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最近「森のようちえん」として、自然いっぱいの園内で自由に遊ばせることが注目されています。30年近く前に始まった保育活動ですが、自然体験の大切さは昔も今も変わりません。
自然のなかで子ども達が夢中で遊ぶ姿「ありのままの姿」のなかでこそ見つけられることが多くあります。子どもは興味や関心で動くものですが、家や部屋のなかでは危険だとして制限してしまうため普段は見られないその子の個性、性格が自然のなかでは見つけられます。また、森のような物語が空想、想像の世界にはたくさんあります。子どもの言語や表現力も養うことができます。
昨年より児童センターの活動として、ロクハ公園に出かけて親子で遊ぶ「ネイチャースクール」を始めています。また、この4月開園の渋川あゆみ保育園では、園庭に自然での遊びを取り入れた環境もできました。先月には本園の年長児が出かけて交流しました。自分たちで遊びを選び創造している姿がなんとも頼もしく写った次第で、その姿を見ていた渋川の幼児にも多くの感動を与えた一日でした。
最近では自然体験より自然学習になりがちで、「園内で学習し園外で体験を」と教えこむ体験となりがちです。事前に保育者自身が感覚を高める場として渋川の園庭を活用し、フィールドでは見守り育む活動を心がけたいと思っています。 |
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