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テニスで活躍している錦織圭選手を幼いころに指導したコーチに注目が集まっています。子どもが主体性を発揮してくれるように関わるコツには共通することが多いと感じました。
「素質や才能をほめても、やる気は引き出せない。大切なのは、具体的な行動や達成した事実をほめてワクワクさせることです。」「将来これが必要だから頑張れという大人の論理は、子どもには通用しません。むしろ、指導者の主体性を磨くことが、子どものやる気の土台である。」など、園のプロジェクト保育にもつながる話がたくさんありました。
激動の時代を向かえ、先進国では新たな時代を担ってくれる若者の育成に多くの予算を注いでいます。その目指す方向は「人間らしさと地球を共同で守る心を持ち、平和でよりよい世界を築くため」にと言う国際的な視野を持つ人間の育成です。グローバルで多様な価値観の時代、またICTで簡単に知識が得られる時代を乗りきるには「少なく教え、多くを学ぶ」が教育方針です。最近、日本でも盛んに言われているアクティブラーニングにつながる考え方です。世界がどんなに広がっても、世界を変えるのはたった一人の人間から始まると言われています。 何事にもワクワクして挑戦し夢中になれる環境を用意することで、自分の成長に責任を持つ子どもを一人でも多く育てたいと思っています。
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