園 長
ある朝、登園してきたYちゃんとお母さんに出会いました。綺麗に髪をまとめてもらいニコニコしています。「子ども園好き?」とたずねると、横にいたお母さんが「大好き!」と答えました。Yちゃんは、まだつぼみさんだったので、その横でニコリと笑っていました。Yちゃんも、ひよこ組の頃は朝よく泣いていたのにと、とってもうれしく幸せな気持ちで私も一日をスタートすることができました。
お子さんが喜んで登園することは、保護者の方にとっても、そして園にとっても嬉しいことです。益々、充実した子どもにとって楽しい園にしたいと思いました。

 

年 長
6月にはいり、友だちとの関わりもますます活発になってきました。
警ドロ、どんじゃいけんぽん、なわとび、かくれんぼ、しっぽとりと元気に、駆け回っています。

また、自分たちで植えた、ひまわりや、夏野菜もすくすく成長しています。
6月末にはなんと、初収穫、なすびを取ることができました。ひまわりも、大きなところに植え替えたので、年長のひまわり畑になる日が楽しみです。

製作では、たくさん作った七夕飾り!!毎日こつこつと作り、19個もできました。願い事も書き、「きっとかなうよ」と話しています。
夢をもち、希望にあふれている子どもたち、ピカピカ輝いています。

7月には、プールを待ちわびている子どもたちです。楽しみがあふれている毎日にしたいです。 

 

年 中
芋の苗を植えに行きましたが、いつもは掘る時にしか畑に行かないので、今回は苗から自分たちで植えることができて、子どもたちも私たちも大変勉強になりました。畑のおじちゃん(伊藤さん)に、教えていただきながら、丁寧に植えられました。
「今年は年中さん責任重大やな~」と言われ正直「どうしよう・・・」と心配ですが、どうか大きく育ちますように・・・と願うばかりです。

七夕飾りの製作も何とか終わり、たくさんのきれいな飾りが出来上がりました。年中は今回15種類作りました。
持ち帰りを今か今かと楽しみにしています。

 

年 少
梅雨に入り、“また外遊びが出来なくなる時期が来たなぁ・・・”と考えていましたが、そんな心配をよそに、本格的な夏を思わせるような快晴の日が続いた6月でしたね。
 
今月は、七夕に向けての製作に力を入れた月でした。お家でも「きょうは○○つくった!!」と聞くこともあったのではないでしょうか(^^♪
年少組では、ヨット、トマト、スイカ、ナスビ、短冊、織姫、彦星などなど、12種類の七夕飾りを作りました!!短冊にはお願いごとが書いてあるので、それも合わせて持ち帰りを楽しみにしていてくださいね。
 
6月に入り衣替えをし、夏制服になった子ども達。背中のファスナーをお友だち同士「ちゃっくしてください。」と言い合って協力する姿は、とても可愛らしいです♪時には電車の様に並んでファスナーを下ろし合っていることもあり、思わず笑ってしまいます(~o~)
 
これからますます暑くなると思いますが、水分補給をしっかりとし、熱中症には充分気を付けて元気に過ごしていきたいと思います。

 

も も(2歳児)
 梅雨の時期に入り、雨が降る日もありましたが、お天気に影響されることなく6月も元気いっぱい笑顔いっぱいで過ごしてくれたももぐみの子どもたち・・・

 お天気の良い日には琵琶湖のほとりの広場などにお散歩に出かけ、「ヨ~イ!ドン」とかけっこをしたり、段になった所を「ジャンプ‼」と跳んでみたり・・・たくさんお散歩に出かけ身体を動かし園庭のアスレチックで遊んでいるので、足の力がとても強くなったように思います。

 い~っぱいお外で遊んだ後は、しっかりとお茶を水分補給!!飲み終わると「はぁ~おいしかった(^^)」と笑顔の子どもたち。とてもかわいらしい姿に私達保育士もホッ‼とさせられます。

 お部屋では、七夕飾りの製作をがんばりました。
折り紙を折ったり、のりづけをしたり、スタンプをしたり、ビー玉を転がして色づけをしたり・・・とたくさんのことに挑戦し、1つ1つとても楽しそうに作ってくれていた子どもたちの笑顔がとても印象的でした。がんばったおかげで、ヨット・スイカ・トマト・三角つなぎ・ちょうちんなどなど全部で10種類の飾りが出来上がり、子どもたちも大満足です。子どもたちが一生懸命作った七夕飾り☆ぜひ、お家に飾ってあげて下さいね。

 いよいよ、7月からは子どもたちが楽しみにしているプール遊びが始まります。1人1人の体調の変化に気をつけながらプールを楽しみ、暑い夏を元気に乗り切っていきたいと思います。

 

つぼみ(1歳児)
 今年は例年より少し早めに梅雨に入りましたが、なかなか雨が降らなかったですね。少し動いただけで汗いっぱいで、顔が真っ赤になってしまうお友だちもいましたが、お散歩で大好きなラクダの公園に行くと涼しい風が吹いて、いつも気持ちよく遊ぶことができました!!それぞれにお気に入りの遊び方はありますが、ブランコには恐がらずに乗れるようになってきました♪小さな手でロープをぎゅっと握り、少しずつユラユラとこぐことができるようになってきました(*^_^*)その時の満足そうな顔はキラキラと輝いています☆自分でできることが嬉しいのでしょうね(^.^)♪

 6月から給食後に歯みがきを始めました!!嫌がって泣いてしまうかな・・・と思っていたのですが、誰一人泣くことなく最初からお口を「あーん」と大きく開けて、じっとしていてくれることにびっくりしました(●^o^●)順番を待っている間、お友だちの様子を静かに見ていて、みんな本当にお利口さんなのですよ♪

 これからますます暑くなっていきますが、しっかりと水分補給をして体調管理に気をつけながら、みんなと仲良くいっぱい遊びたいとおもいます(*^^)v

 

ひよこ(0歳児)
 梅雨入りした途端、夏日の暑い日が続き、、、一気に夏になってしまった今年の6月。暑さにバテてしまいそうな大人を横目に、汗をかきながらも元気に遊んでいる子どもたちです!

 つぼみ組さんがテラスでジョウロを使って水遊びをしている中に入れてもらい、足に水をかけてもらったり、シートに出来た水たまりで手や足でバシャバシャして水の感触を楽しんだりしました!(^^)!本格的な水遊びが始まるのももうすぐ!水にお湯を足して、水が冷たすぎないように気をつけ、安全に楽しく遊べるようにしていきます!!

 ご飯をしっかり食べ、ゆっくり睡眠をとり、これからの暑い夏を過ごせるようにしていきましょう!!

 

第二保育園
ひよこ

 梅雨の季節になり、お部屋で過ごすことも多くなった6月。ひよこ組みでは新しいお友だちが1人増えて、元気いっぱいの子どもたちです(*^_^*)
雨の日には、お部屋ですべり台や小さなジャングルジム、ボールをたくさん集めて池を作ったりして遊びました。最初は初めて見る遊具に不思議そうな子どもたちや誘いかけると泣いてしまう子もいましたが、何度か出して一緒に遊んでいるうちにジャングルジムでつかまり立ちや伝い歩きなどを楽しむ姿が見られるようになりました!!また、ボールを上手にポイッと投げたり、お部屋での遊びを楽しみました(^^)


つぼみ

 6月は雨の日も多くなかなか散歩にも行けなかったので、活動室でブランコや鉄棒、すべり台、マットなどなど・・・いろいろな物でたくさん身体を動かしてあそびました!最初はブランコの乗り方もわからず恐る恐る乗っていた子ども達でしたが、今では1人で乗ることができる子も増えてきました!!階段も先生と一緒に一段一段上手にのぼれるようになってきましたよ☆これからも時間を見つけて遊んでいきたいと思います!(*^_^*)
お散歩でもロープをもって歩ける子が増えてきました。いろんな所を見る余裕も出てきたようで「電車!」「バス!」「ワンワン!」など見つけたものを指差して喜んでいます。暑い日も続きますが水分をこまめにとって元気に過ごせるようにしていきたいと思います!


もも

もも組になって早3ヶ月が経とうとしています。朝のタオル、コップ、バインダー、シール帳を出すのも随分スムーズに出来るようになってきました。6月からは歯磨きも始まり給食後に自分で歯を磨いたり、「グチュグチュペー」と、うがいもしています。嫌がる子も少なく皆、頑張ってしてくれていますよ(^^)時には服が濡れてしまう事もありますが・・・ね♪
 今月は七夕に向けて笹飾りの製作に取り組んで行きました。
シールを貼ったり、のり付けしたり、絵を描いたりと自分で出来ることも大分増えて個性のあるかわいらしい笹飾りが出来ました。短冊のお願い事も自分で言う事が出来ましたよ。またお家に持ってかえってもらうので楽しみにしておいて下さい(*^_^*)

 

副園長
 ある村におパンタカ兄弟という仲の良い兄弟がいました。兄のマハーパンタカはとても頭がよく、若いうちから優れた学者として活躍していました。しかし、弟のチューダパンタカはとても心の優しい男でしたが、もの覚えが悪く、何をやっても失敗ばかりで、人々の笑いものになっていたのでした。
 ある日の事です、パンタカ兄弟の住む町の近くにお釈迦様がおいでになり、そこで多くの弟子たちの前でその教えを説いておられたのでした。パンタカ兄弟もその弟子たちの末席に座り、お釈迦様の話に耳を傾けていました。そして、兄弟はお釈迦様のお話に感銘を受けて、この方の弟子になろうと固く決心したのでした。

 兄「お釈迦様、私達兄弟はお釈迦様の説法お聞きして、大変感銘を受けました。どうか、お釈迦様のお弟子の仲間に加えて頂けないでしょうか。」

 弟子「お釈迦様、兄のマハーパンタカは大変優秀であると聞いていますが、弟のチューダパンタカはもの覚えが悪いらしくどうも・・・我々の仲間には相応しくないのではと思われます。」

 お釈迦様「何を言うか。。。人を上辺だけで軽々しく決めつけるものではありません。私の教えの門は、いつでも誰に向かっても広く開かれています。パンタカ兄弟よ、二人とも私の弟子になることを認めましょう。しっかりと学んで下さい。」

 こうして、二人はお釈迦様の弟子となり、そろって厳しい修行の毎日を送ることになったのでした。兄のマハーパンタカの修行ぶりはやはり目覚ましいもので、すぐにお釈迦様のお弟子たちの中でも有名になりました。しかし、弟のチューダパンタカは・・・お釈迦様のお弟子になると250もの戒律を守らなければならないのですが、それを一つも覚えることができないのでした。

 弟子「この間お弟子になったチューダパンタカだが、戒律を一つも覚えることができないようだ。皆の笑いものにもなっている。あのような愚かなものはお釈迦様に言って破門にして追い出した方がいいのではないか。」

 弟子「そうだな。このままではお釈迦様の評判まで悪くなってしまう。」

 兄「皆さん、ちょっとまって下さい。確かに弟はもの覚えがよくありません。しかし、それでもお釈迦様の教えを学びたいと私と共に出家する道を選びました。どうか、もう少し時間を頂けないでしょうか?お願いします。」

 弟子「時間を欲しいと?いくら時間があってもチューダパンタカが戒律を覚えられるとは思わないが。仕方ない、少しだけ待ってやろう。」

 兄の願いが聞き入れられ、破門を免れたチューダパンタカは兄の導きによって必死に戒律を覚えようとしました。しかし、やはり全く戒律が頭に入ってきませんでした。

 兄「お前はどうしてそんなに覚えが悪いんだ。」

 弟「ごめん、兄さん・・・。やっぱり僕、辞めるよ・・・」

 兄「・・・」

 チューダパンタカが一人で歩いていると。

 お釈迦様「何を悲しんでいるのだ、チューダパンタカよ。」

 弟「お釈迦さま。。。戒律を全く覚えられなくて、皆に笑われます。兄にも迷惑ばかりかかけてしまって。僕、もうここから去ろうかと思っているんです。」

 お釈迦様「ここを去る?お前は私の弟子ではなかったのか?ずっとここにいていいのですよ。」

 弟「でも、皆僕をお釈迦様の弟子にしておけないっていうんです。」

 お釈迦様「チューダパンタカよ、お前は自分を愚かだと思うのか?」

 弟「はい。だって、皆が僕を愚か者だっていうし、兄さんだって・・・。」

 お釈迦様「ならば、お前は愚か者ではない。自分が愚かだと気付いた者は、もはや愚か者ではないのだよ。来るがよい。」

 お釈迦様はチューダパンタカを広場に連れていくと、ほうきを一本手渡しました。

 お釈迦様「チューダパンタカよ、まずは無理なく出来ることからはじめよう。このほうきを使って、これから毎日この広場を掃除しなさい。そして、ほうきを掃きながらこう言うのです。
塵を掃おう、垢を除こう。
この二つの言葉だけ覚えなさい。」

 チューダパンタカはお釈迦さまに言われた通り、この二つの言葉を唱えながら、来る日も来る日も広場の掃除を続けたのでした。

 「塵を掃おう、垢を除こう。塵を掃おう、垢を除こう。塵を掃おう、垢を除こう。」

 しかし、毎日毎日掃除をしても、毎日毎日塵やホコリはまた積もっていきます。使っていたほうきも、見る影もなく汚れきってしまいました。それでも、チューダパンタカは来る日も来る日も「塵を掃おう、垢を除こう。」と掃除を続けたのでした。
 ある日の事、薄汚れたほうきを見て、チューダパンタカは思いました。

 「いくら掃除をしても、ちっとも塵やホコリはなくならない。塵を掃おう、垢を除こう・・・垢を・・・僕の体と一緒だな。ちょっと、待てよ。塵やホコリが積もった汚い。。。汚いのは体だけか?・・・・・・・僕の心はもっと汚い。お釈迦様は自分の心の塵を掃え、心の垢を除けとおっしゃったんだ!!」

 
 この話は愚かなものでも、お釈迦様の教えに気づくことができるのだということを伝えているのではありません。この愚かなものとはいったい誰の事なのか、チューダパンタカとはいったい誰の事を示しているのかということを考えなければいけません。愚かなものとは私の事であり、お釈迦様はその愚かな自分の姿に気づいていくことが大切だと言われます。その自分の姿を知らせてくれたのが、お釈迦様の言葉でしたが、私たちは子ども達との関わりの中で、子どもに自分の姿を教えられるということが多々あります。子どもの純真無垢な姿に関わる自分自身の姿を見たときに、自分の至らなさを感じるのです。だからこそ、自分の保育者としての姿を顧みなくてはなりません。子どもは素直です。子どもが大人の本当の姿を垣間見ながら育つとき、子どもの姿は自分の鏡となって目の前に現れることでしょうね。

 



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