11月の園便り

園長より
季節はすっかり秋の色を見せ、冷たい風が心も身体もスッキリとさせてくれるような気分になります。暑さにうんざりしていたのが嘘のようですね。
 早いもので今年度も半分が過ぎました。子ども達の姿にも様々な成長が見られます。手づかみからスプーンやフォークを使って自分で上手に食べられるようになったり、椅子に座って先生の話が聞けるようになったりと子ども達の成長には目を見張るものがあります。 もちろん、一人ひとり興味の持ち方、成長の段階には差があります。
 ひとり遊びが好きな子、外に出たらずっと三輪車に乗っている子、すべり台を何度も何度もすべっている子・・・本当に遊んでいる姿も様々です。
 これからの季節、今まで体験したことを土台にして更に色々な事に挑戦していきたいと思っています。その為にはまず“健康な体と心”が必要です。様々な食材をおいしくいただき、たくさん身体を動かして、夜はぐっすりと眠り、心や体に充分な栄養を与えてあげられるような環境を整えていきたいと思っています。子ども達の成長に感謝しながら、皆で協力して過ごしていきたいと思います。

 

ひよこぐみ
園庭から漂ってくる金木犀の香りに秋を感じます。ひよこ組のお部屋からは「どんぐりころころ」や「大きな栗の木の下で」「とんぼのめがね」など季節を感じられる歌も聞こえています。とんぼのめがねは子ども達も大好きな曲で、両手を広げたり、足をピッと動かしたりと楽しく歌っています。遊びや活動を経験する中で、クラスのお友達を理解し、「~ちゃんにどうぞして」と声を掛けるとお友達に渡しに行ったりすることも増えています。また、泣いているお友達には、頭をよしよししたりと友達を思いやる気持ちが芽生え出しています。今月も仲良く沢山遊びたいと思います。

 

あひるぐみ
少しずつ生活発表会への取り組みを生活の中で取り入れています。保育士がおもちゃのマイクを子ども達に向けて、お名前は?と聞くとにこにこしながら名前を言うお友達やちょっぴり恥ずかしそうにしているお友達もいますが、みんな興味があるようでブロックで遊んでいる時などブロックをマイクに見立ててお友達に「お名前は?」と聞いている姿を目にします。とても可愛い姿です。

 

り すぐみ
段々、お喋りが活発になってきている子ども達。いつも楽しい会話でお部屋は賑やかです。最近はごっこ遊びが大好きで、お部屋でままごとを始めると三角巾、エプロンを付けたり、スカートを履いて大変身!「いまからご飯作るからね」「ちょっと買い物に行ってきまーす!」とすっかりお母さん気分。いつの間にかテーブルの上に乗りきれないくらい沢山の料理を並べてパーティーが始まっています。食べる前には自然とお友達とお祈りしたり、「お茶ください」「どーぞ!」と言葉を交わしながら遊ぶ姿はなんとも微笑ましいですよ。

 

うさぎぐみ
七五三の袋を縫い始めました。8月から玉止め、玉結びを9月は一度縫い、二度縫いと初めてのお仕事を大変でしたが楽しそうに進めている子ども達です。糸は自分で好きな色を選んで自分の好みに出来るので、少しお兄さん、お姉さんになった気分が味わえるようです。又、自分で縫い終えた後は、お家の方に見てもらいたくて仕方ないようなので、お迎えの時に手にとって見てもらっています。「上手に出来たねぇ」と褒められている子ども達は誇らしげです。七五三が楽しみですね。

 

B ぐみ
少しずつ秋の風が吹き始めて、寒い日も多くなってきました。でも、子ども達は毎日寒さに負けないようにたくさん体を動かして元気に遊んでいます。また、12月の生活発表会に向けての取り組みも少しずつ始まっています。B組になって少し長い歌を歌ったり、セリフをたくさん覚えたり・・・みんなで頑張っていますよ。一人ひとりの成長を楽しみにしています。

 

A ぐみ
寒い季節になってきました。発表会の練習も始まり、A組さんはますます年長児としての意識が高まってきているようです。クリスマスキャロルのうたの練習でも、目を閉じて耳をすませてお友達の声を聞いたり、聖劇のセリフ覚えでも去年のA組さんを思いだしながら、ステージの上に立ち、大きな声でセリフを言う姿が見られます。練習をする中で心を一つにし、一人ひとりが成長していけたらと思っています。

 



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